「SAKE MEETING 2019秋 ~茨城の酒に出会う~」でふらふらになるの巻

Japan Travel 体験記

2019年10月5日 更新日:

九州の福岡出身で、見かけが強そうなので、
人から120%酒豪に思われるのに、かなりの見掛け倒しである小梅です。

飲むことや飲み場はすきなのに、お酒を分解する酵素がどうやら少ないようですね。。
家族は結構強いんですけどね~。

そんな私が、茨城県との来年度の「酒蔵ツーリズム」に向けてのリサーチの為に、
快晴のお天気の中、取手市に足を運んで参りました♪

 

茨城県の酒蔵

茨城県酒造組合のHPによると、
茨城県にはなんと酒蔵が39蔵もあり、関東地方では最も数が多いのだそうです。

豊かな5つの水系に恵まれた茨城県は、
個性のある多種多様な美味しいお酒を造り出しているのだとか。

茨城県酒造組合HPより)

これはどんなお酒が飲めるのか、とても楽しみですね♪

「SAKE MEETING 2019秋 ~茨城の酒に出会う~」

通常毎回室内で行なわれているイベント会場が今回使えなかった為に、
本日はカンカン照りの中屋上での開催となりました。

開催協力をしている『中村酒店』さんのHPでもイベント告知がしてありました。

通常は梅酒のソーダ割2杯でいっぱいになる私としては、
おそらくオリジナルおちょこ+コイン3枚のスターターセット500円で限界になるはず。。とオリジナルおちょことコイン3枚を購入しました。

購入すると、出展している15蔵の情報と、
1蔵に対して3種類のお酒の試飲リストを渡してもらえます。


蔵によっては梅酒を出しているところもあったので、
計47種類のお酒が飲めるイベントだった訳です。

11時30分にOPENした会場は、12時前にはもう既にたくさんの方が訪れ、
かなりの熱気に包まれていました。
外国人の参加者もいらっしゃっていましたよ。

目標としては15蔵全てを回るつもりでしたが、
イベントでバタバタしているブースの方に自己紹介やらお話やらがなかなかできづらい状況。。
とりあえず、気になる酒蔵から試飲をきっかけに話しかける事にしました。

最初に訪れたのは『月の井酒造酒店』
選んだお酒は「彦市/純米吟醸 地元一貫造り」です。

なんとこのお酒は、大洗町のお米・水・技術を使ってつくられた地元一貫造りで、
月の井酒造さんの地元愛溢れるお酒なのです。
外国人は、こういう「ここでしか飲めない」「ストーリーのあるお酒」が大好きですよ♪

また、月の井酒造さんには、有機のお酒やオーガニック梅酒がありました!
これは是非とも試したいですね♪

そしてお次は、顔見知りの『合資会社廣瀬商店』さんへ。
こちらはボスと一緒に足を運んだことがあり、廣瀬さんとは顔見知り。
既に顔が赤くなり始めていた私を心配して、
優しい廣瀬さんは椅子を提供してくださいました。
こちらでは「白菊/純米吟醸 土浦山田錦60%ブルーラベル」を試飲。

廣瀬さんは超辛口だとおっしゃっていましたが、
甘口でフルーティーなお酒がすきな私を感動させる香りの高さでした。

私は今年の酒コンペティションの表彰式に取材で足を運んでいたのですが、
なんと廣瀬さんのところの「白菊/特別限定大吟醸」が第3位に選ばれたんです!
お名前を聞いた時は、私事の様に嬉しかったな~♪

廣瀬さんにどこかインバウンドに力を入れている酒造さんはと情報提供をお願いすると、
なんとお隣の『稲葉酒造』さんは世界に打って出ていらっしゃる酒蔵さんだとのこと。
早速「男女川/純米吟醸 無濾過本生」を飲みながらご挨拶。

こちらも甘口ではないのですが、クリアでとっても飲みやすくて美味しかったです♪
HPを拝見しても、日本だけでなく世界でも数々の受賞歴があります。
これは是非とも訪れたい酒蔵の一つです♪

弱いので少なめにとおちょこの1/3Pだけしか飲んでいないのにも関わらず、
3杯を飲み干し、もうちょっと立ち上がるのも億劫になってきた私は、
この時点で15蔵全てを回るのを諦めます。。(笑)

でもあと2杯はがんばろうと200円で更に2枚のコインを購入。

そしてお次は、取手市で足を運んだことがある『株式会社田中酒造店』へ。
かなり限界に近づいてきていた私は、
こちらもお会いしたことのある田中さんの優しい笑顔にホッとし、
とりあえず身体に合う「梅清酒」を飲もうとお願いしましたが、
田中さんの「今日しか飲めない”門外不出”がお勧めですよ!」という言葉に誘われ、
こちらのにごり酒をいただく事に。

いや~、こちらのお酒の美味しい事といったら!
爽やかな酸味と優しい甘みを感じられ、
ほのかに甘いヨーグルトドリンクの様なお酒です。

このままでも充分美味しかったのですが、
「濃いので炭酸水を入れると飲みやすくなりますよ♪」というアドバイスをいただき、
炭酸水を少量加えると、更にさらっとして飲みやすくなりました!
素直にお勧めをいただいて良かった♪

はい、美味しいんです。どのお酒も。
でももうだめだ。
あと1杯がんばろうと意を決して向かったのは『明利酒類株式会社』です。

こちらではひと際目を引いた「梅香 百年梅酒」をいただきました。

こちらも梅酒の大会でなんと日本一の栄冠に輝いた事がある梅酒でしたが、
想像以上に美味しかった!
国産の青梅(白加賀)を使用し、100年愛される梅酒をと造られたこちらのお酒。
蜂蜜とブランデーを使用しており、本当に濃厚なんです!
ついでくださった方が、かき氷にかけたり、
バニラアイスにかけても美味しいですよと教えてくださいましたが、
絶対に間違いなく美味しい!!!
梅酒好きな私はこの梅酒を買って帰ろうと思っていましたが、
やはり皆さん、美味しかったんでしょうね。売り切れでした。。。(泣)

5杯のお酒を飲み切り、再度廣瀬さんの元へ戻って椅子で少し休みましたが、
会場の気温は30℃を越え始めており、
もう顔から身体からまっ赤っかで、見る人に心配されるレベルに。。(笑)

取手市の方にもご挨拶する予定でしたが、
更に1時間会場に残ることが不可能と思われたので、
またの機会にお願いしますとご連絡。

その後皆様にご挨拶をして、ふらふらと会場を後にし、
会場が入ってあるビルの涼しい屋内で一休み。
だめだ、寝てしまう。。帰らないと。。。と
重い身体を起こしてなんとか常磐線に乗り込むものの立っていられない状態。。。
邪魔にならないように車両を繋ぐ扉の前に座り込んでいましたが、
心配した優しい女性が席を変わってくれました。
人の優しさが身に染みます。(感涙)

なんとか意識を保ち上野駅に到着。
そこでトイレ内に座り込んで更に一休み。
そこからなんとか帰宅したのでした。

他にもたくさん気になる酒蔵さんがあったのですが、次回のFAM tourまでお預けです!

快晴の空の元、茨城県の酒蔵の皆さんや、会場の皆さんともお話し、
美味しいお酒や人々の優しさに癒された土曜日でした。

ブースに来る地元のお客様が、口々に「いつも飲んでるよ!」とか、
「やっぱりお宅のお酒が一番美味しいね♪」とか言っている様子がとっても良かったです。

小梅

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小梅 koume

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト。 オーストラリアを中心に6年間の海外生活を送り、現在は東京を基盤にインバウンドメディアとインバウンド専門カスタマイズツアーを提供するJapan Travel K.K.で仕事をしています。 ブログを読んでいるあなたと共に人生を楽しみながら、#日常を輝かせるTipsを共有できるメディア創りを目指します。 人生禄を綴った「note」の記事はこちらから→ https://note.mu/mt_koume

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