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「みりんの試飲はいかがですか?」
この【三州三河みりん】と出会ったのはある健康博の展示会場で、
味醂を試飲した事なんてなかったので、
恐る恐るいただきましたが衝撃
深みのある甘さと、約14%のアルコール分。
そして芳醇な香り♪
元々みりん風調味料ではなく本みりんは使っていましたが、
それは本みりんを勝手に「本物のみりん」だと思っていたからです。
私は正にこの瞬間、【三州三河みりん】に惚れ込ん
いつかはこれを日常使いにと思っていたら、
何と
700mで980円(税抜)とお安くはないですが、
長
志を持ってできあがる本当に美
三州三河みりんの神髄を垣間見る
5月に47都道府県の発酵「Fermentation Tourism Nippon」展に訪れ、
発酵ツーリズムトークで主催者の小倉ヒラクさんと生産者が語る
「愛知県 三河みりん」編に足を運んできました!
この会は何と私の愛用している三河みりんがテーマで、
製法や歴史、そのみりんにかける志のお話を聞き、更に大好きになりました♪
三河みりんと本みりんを飲み比べ、
やはり三河みりんのその自然なお米の甘みと
発酵による味の深みがとにかく感じられました。
通常の砂糖は甘みが1種類しかない中、
お米とお米でできた焼酎、そして米麹だけでできた三河みりんには
9-10種類の糖分が含まれている為に、
きれの良さがある、ふくよかな甘みに仕上がっているそうです。
三河みりん、本みりん、みりん風調味料の違い
みりん風調味料と本みりん、
そして三河みりんの違いを知れば知るほど、
衝撃的な事実が盛りだくさん!
例えば、『原材料』。
三河みりん:もち米・米麹・本格焼酎(米)
本みりん:もち米・米麹・醸造用アルコール・水アメ
みりん風調味料:水アメ・ブドウ糖・でんぷん糖化液
グルタミンソーダ(科学調味料)
アミノ酸液香料・雑穀・塩 etc.
本みりんとみりん風調味料は甘さを添加されていますが、
三河みりんだけはお米を発酵させることによりその甘みを出しています。
更に本みりんには醸造用アルコールが使われていますし、
みりん風調味料に至っては、甘いものと科学調味料のごちゃまぜの代物です。
そして、醸造期間も2年・2-3か月・即日と一目瞭然の違いが!
食品は含有量の多いものから表記しなければならないと決まっていますが、
何とみりんが分類されているアルコールはその規定とは違い、
量の順ではなく必須の素材順に書かれているいう事実もこの時初めて知りました。
今回のお話で腑に落ちたのは、
調味料は、味をしょっぱくしたり、辛くしたり、甘くしたりするだけものではなくて、
美味しくする(旨味をだす)ものが調味料であるという事。
お料理教室に通うよりも、調味料の質を上げるだけで、
美味しいお料理が作れるようになると言われ、確かにっ!と実感したのでした。
三河みりんは味に厚みを出してくれるので、煮物にも、お肉を炒める時にも、
うどんや蕎麦のおつゆにも使いますが、本当に旨味が増します♪
お料理もどんどん楽しくなりますよ。
ちょいとお値段上がりますが、amazon(アマゾン)でも購入可です!
是非一度お試しいただき、毎日のお料理を楽しく美味しく変えてみてください♪