1日1褒めでみんなに広がるHAPPY♪の和

日常を輝かせるTips 海外生活

2019年9月26日 更新日:

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト小梅です。

海外生活を経験して、今も習慣になっているのは人を素直に『褒める』という行為です。

それは海外でのいくつかの体験が私をそうさせています。
今日はその体験をご紹介したいと思います。

道端であった他人でも・・・

オーストラリア生活5年半のうちの5年を過ごしていたケアンズでは、
本当にフレンドリーなオージーの方々や、
リラックスしきったワーホリのヨーロピアンの方とたくさん繋がりました。

でも彼らは、全く知らない他人であっても、いきなり声をかけてくることがあるんです。

ある日私がお気に入りのデニムのマーメイドスカートを履いて歩いていた日の事。
すれ違いざまにそのスカートを見たヨーロピアンの女性が、
英語で「そのスカート、とっても素敵ね!どこで買ったの?」と聞いてきました。

私が「ありがとう!これは日本で買ったのよ。」と答えると、
「そうだと思った。。」と残念がり、
「それとっても似合ってるわ!」とウィンクしてくれたのでした。

私がこの日1日、とてもHappyな気持ちになったのは言うまでもありません。

また、この『ITOKiN』が描いてくれた似顔絵の時に被っている帽子は、
ゴールドコーストのマーケットで気に入って買った1点ものの帽子なのですが、
この帽子を被っている時も、かなりの人に呼び止められ、
「どこで買ったの?」「とても素敵ね!」「似合ってるよ!」と口々に褒めてもらいました。

画家のITOKiNが描いてくれた自画像

日本ではあまりなかった経験だったので、私はとても新鮮で、
そしてたった一言で人の気持ちをHappyにできるとても良い魔法だなと感じました。

高そうな鞄や、ブランドものの洋服を素敵ですねと褒めるのではなく、
ただのおべんちゃらでもない。
その人の個性やユニークさ、
その人に似あっているものを自然に褒めるというさりげなさに、
私はとても感動し、喜びを感じたのです。

年齢を重ねた外国人のカップル年輪と、愛情の示し方

もう一つ素敵だなと思ったのは、海外のカップルは年を重ねても
スキンシップをしたり、愛情を言葉に表したり、お互いに自然に褒め合うところです。

ある日いつもは普段着でいる老夫婦が、今日はお出かけだと2人で着飾って出てきました。
するとご主人が「今日の君はとっても素敵だよ♪」と奥様の額にキス。
奥様も「あなたもそのシャツ似合ってるわ♪」とお返しにほっぺにキス。
二人ともとっても幸せそう。
あ~、なんて素敵なんだろうと思いました。
歳を重ねて身体が衰えても、その人の魅力をしっかりと受け止めて自然に褒めるんです。
日本人としては照れくささや、男がそんな事言えるかい!みたいな部分はあると思いますが、
これを言うか言わないかで、男性は魅力的に、奥様は段違いに綺麗になると思います。

あと大事なのは、言われた側の反応です。
「あんた、熱でもあるんじゃないの?」とか、
「あんた、浮気でもしてるの?」では二度と言ってもらえません。(笑)
日本の現状は、私はお互い様だと思っているんです。

是非とも、周りがどうだから、一般的にどうだからはこの際捨ててください。
あなたがパートナーとどう在りたいか
どう一緒に生きていきたいかがもっとずっと重要です。

海外では、さりげなく摘んできた花をプレゼントしてくれたり、
小さなサプライズギフトをくれることだってあります。

記念日や誕生日でなくたっていいじゃないですか。
このパン美味しい!お土産に買って帰ろうとか、
お花屋さん通りかかったら綺麗な花があったから買ってみたとかでいいんです。
もちろん、パートナーの方によっては、花より団子もいらっしゃるでしょうけど。(笑)
日々のちっさな感謝ギフトは、日常に彩りを与えてくれますし、
何か良いものはないかなというアンテナも立ち、
もらった相手をHappyにするのでとにかく良い事だらけです。

日本人特有の、以心伝心の夫婦の年季みたいなものも素敵ですが、
私はやっぱり口に出してお互いに言い合う方がわかりやすくてすきです。
だって、お互いに口に出して褒められて、嬉しくない人なんていないんですから。

日本に帰国してから褒めてみると

海外でのそんな体験から、私は日本人であろうと外国人であろうと、
心から良いと思ったものは口に出して褒めるようになりました。

それは友達だったり、同僚だったり、
クライアントやレストランのホールのスタッフさんだったり、
本当にどんな人に対してそのまま思ったことを口に出します。

日本の人は褒められなれていないので、
人によってはちょっと照れたりすることもあるのですが、
本当にとっても喜んでくれます。

特に女性の服装や髪形などを褒めると、可愛らしくはにかんで、
「え、ありがとう♪〇〇で買ったんだ。」や
「〇〇で切ってきたの」等と嬉しそうに話してくれますし、
男性も更に褒められていないので、それはそれは心から喜んでくれます。

人によっては「嘘くさいと思われたりしないかな。。」とか
「わざとらしいと思われるかな。。」とか
ネガティブな心配をする方もいらっしゃるかもしれませんが、
私は今まで海外でも、そして日本に帰国してからもこの習慣を続けてきていますが、
『褒める』ことによってネガティブに転んだことは1回もありません。

嬉しい効果として、言われた方だけでなくて、
言った自分も相手が嬉しそうなのを見て幸せな気持ちになれるんです。
そして、その褒められた喜びで気持ちが明るくなった人は、
次々に周りの人にその幸せや喜びを伝達していきます。
とっても簡単なことで、空間が明るくなっていくんですよ。

日本の「言わなくてもわかる」という察する文化や、
あからさまに褒めたりしない控えめな態度の美しさもあります。
でも、日本で年齢を重ねて幸せそうなカップルをそれ程見る事ができないので、
それなら私は自分のやり方でパートナーと褒め合って歳を重ねたいと感じるんです。

手を繋いで公園やビーチを散歩したり、

仲良く寄り添って歩いていきたいです。

周りの目を気にしなければならない(と思い込んでいる人が大半の)日本では、
なかなか難しい。。という方は、是非周りの人を『褒める』ことから始めてみてください。
今のご時世ですから、セクハラ扱いされることだけはご注意を。。(笑)

ポイントは、思ってもないのに褒めるのではなくて、本気で思った時に『褒める』ことです。
これを習慣化すると、人の良い所探しの能力や、観察力も磨かれますよ。

是非一度お試しください♪

小梅

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小梅 koume

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト。 オーストラリアを中心に6年間の海外生活を送り、現在は東京を基盤にインバウンドメディアとインバウンド専門カスタマイズツアーを提供するJapan Travel K.K.で仕事をしています。 ブログを読んでいるあなたと共に人生を楽しみながら、#日常を輝かせるTipsを共有できるメディア創りを目指します。 人生禄を綴った「note」の記事はこちらから→ https://note.mu/mt_koume

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