「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」の秋真っただ中ですね。
私は日々、「食欲の秋」は大事にしているので、
昨夜は「芸術の秋」を堪能しつくしてきました!
きっかけは、大好きなアーティストの【豪起】さんに直接お誘いいただいたこと♪
ミュージシャンとしての彼の魅力は知っていましたが、
舞台に立つとどうなるのか知りたくて足を運んだのでした。
シンガーソングライター。俳優。豪起
以前外国人の友達を連れて
彼のバンド「ごうきフルスウィング」のライブを観に行ったことがありますが、
彼の歌や演奏は、とても明るいエネルギーに満ちていて、
「音楽が大好きだ!」という気持ちが自然と流れ込んできます。
一緒に演奏している人も、とっても楽しそう。
会場にいる人もきっと彼をすきで足を運んでいて、場の空気がキラキラしています。
ライブ会場の煙草の煙にはちょっと閉口ですけど、
それも込み込みでライブハウスですもんね。(笑)
外国人の友達は日本語がわからないのに、
とっても楽しそうに音楽に合わせて体を揺らせていました。
音楽には国境はないのだと感じずにはいられません。
【豪起】さんはヨーロッパツアー等も行なった経験もあるようで、
世界でも広く活躍しているんですね。
"名無しのアパレルブランド" 「nanashi(ナナシ)」のメンバーだったりもするので、
その才能は多岐に本当に渡ります。
ナナシのコンセプトも「人との繋がり」。共感するはずです。
そんな【豪起】さんが自分も観ていた「バトル・ロワイヤル」にも出演するような
俳優さんをやっていたなんてまたまた驚きでした!
これは是非とも観に行かなくては♪
オーストラ・マコンドー公演「some day」
【豪起】さんにお送りいただいた作品紹介HPのあらすじを見て、
とてもユニークなストーリーだなと思っていたので、
この日をとても楽しみにしていましたが、実はあんまり期待していなかったんです。
豪起さんの音楽がどう劇場に活かされるのかを楽しみにしていたんですね。
でもその考えは、良い意味で大きく裏切られることになりました。
一番前の席を陣取り、舞台は休憩なしで初めから終わりまで一気に上演されました。
主人公の西村朋ノ介範は恋人に「くそ」だの「しね」だの言われるダメ男。
昔売れた経験を持つ俳優で、仕事がなくなっていく中、なかなかプライドを捨てられずにいます。
そんなある日の事、娘を語る女の子が家を訪れ、物語は急展開!
どうしようもない主人公ですが、周りにいる仲間からの叱咤激励を受けながらも、
何だか最後はどうしても憎めなくて、また人が集まってくる。
恋人との愛、別れた女性との愛、家族愛、友情、そして親子の愛。
怒りと愛情は裏返しと言われるのが腑に落ちるような心の移ろいを感じます。
人はそれぞれの想いで、それぞれの愛のカタチを表現し、模索しているんですね。
豪起さんはその舞台の中で、人には見えない「ギター弾きの男」として出演しており、
生演奏でその展開を盛り上げ、
またとてもバランスの良い存在感でストーリーに関わります。
ライブの時とはまた別の雰囲気でしたが、
彼の声とギターが絶妙に物語にマッチしてとっても格好良かった♪
演者さん達も一人一人がとてもナチュラルで、
それぞれの個性が上手い具合にかみ合っている良い舞台でした。
娘役の女の子がとても魅力的で、私は特に惹きつけられましたよ。
秋の夜長に自分の「愛のカタチ」についても考えて、
墨田区にあるスカイツリーを見上げると、なんだかとってもしっとりした気分に。
いつも元気ですが、こんな夜もあっても良い、そう思えた夜でした。
最終日の明日はチケットが完売で、本日のみわずかに残っているそうです。
気になる方は今すぐ下記HPリンクからお申し込みを!
◇オーストラ・マコンドー公演「some day」
9月20日(金)~29日(日)
会場:すみだパークスタジオ倉
脚本・演出:倉本朋幸
音楽・生演奏:豪起
後藤剛範
河合優実
井端珠里
冨手麻妙
梅舟惟永(ろりえ)
松永大輔
清水みさと
松井薫平
河井つくし
高橋佳子
豪起
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坂本 真