アースデイ東京オープンミーティングに参加!

人生から受け取ったこと 日常を輝かせるTips

皆さん、こんばんは。
人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト小梅です。

あっという間に1月も折り返しですね。
明日は天赦日一粒万倍日が重なる大吉日なので、
2月の分を前借して気になっているクリーンエネルギーのETFを買おうと思います♪

そう言えば、まだブログで投資に関して
どのような動きをしているのかご紹介していなかったですね。
後日昨年より初めて投資に関してもご紹介したいと思います!

さて、本日は昨晩参加した
アースデイ東京オープンミーティング『生物多様性の今と地球のミライ』
で受け取ったことについてご紹介したいと思います!

参加したきっかけ

私はPeatixのサービスを介してセミナーに参加したことがあり、
その際に登録をさせていただいたのですが、
その後は、私に興味のありそうなセミナー等の情報が定期的に届くようになりました。

元々、世界175カ国、約5億人が参加する
世界最大の地球フェスティバル
「アースデイ」に興味はあったので、
今回のオープンミーティングもPeatixのメルマガで目に留まり、受けることにしました。

私は自分の可能な範囲で、
地球にやさしい生き方ができるようになりたいと思っています。
そこで、地球環境に優しいシャンプーやコンディショナーを使ったり、
洗濯洗剤を変えたり、
できるだけ農薬を使わない農業を行なう生産者の方を応援する為に製品を購入したり、
コンポストを始めてみたりしました。

買い物は投票だと言うように、
製品を自分自身で選ぶことによって、
その活動を応援し、そこから更に社会の仕組みを知っていける。
その小さな努力が地球を救う一歩になると信じています。

もちろん、私にも金銭面での限界があるので、
本当にできる範囲ではありますが、それこそできることからやることが、
自分を始めとする周囲の人を変え、地球環境を変えていくのだと思います。

テーマ:『生物多様性の今と地球のミライ』

今回のオープンミーティングのテーマは、
『生物多様性の今と地球のミライ』でした。

3名の方がプレゼンされ、
2時間という時間の中で凝縮された情報を発表いただいたので新たな発見が多々あり、
かなり脳内を刺激されました。笑

生物や環境には興味があるので、
それ関連の情報は目や耳に入ってくるのですが、
やはり常にアンテナを張ったり、
実際に活動されている人が持っている情報は比べ物にならないなと痛感。

心に残ったのは、
動植物が1種絶滅するのは「2-1=1」という簡単な数式ではないという言葉です。

1種絶滅するということは、
その1種だけがこの世界からいなくなるということではなく、
その1種に関わっていく全ての動植物も合わせて絶滅していくことに繋がります。

そうならない為にも、生物の多様性は重要な意味を持つのです。

生物の多様性は3つの多様性をもって保たれます。

①種の多様性
②生態系の多様性(生息地=景観の多様性)
③遺伝子の多様性

日本は地形や気候の条件、環境の豊かさにより、
その多様性は豊かな国でしたが、それが年々と失われているのが現状です。

それは世界的に見ても一目瞭然で、
2019年の5月にIPBESより出された最新の報告書では、
下記のような現実が今の人類に突き付けられています。

◇地球上の人類が把握している800万種の動植物の内、
100万種が絶滅の危機
◇1,500年以降、少なくとも680種類の脊椎動物が絶滅
◇過去1,000万年の平均よりも、
数十倍~数百倍、絶滅のスピードが加速
世界の陸地面積の75%が著しく改変、
海洋の66%が累積的な影響を受け、
湿地の85%が消失

◇記録されている家畜哺乳類6,190種のうち、
559種が2016年までに絶滅、
加えて少なくとも、1,000種類が絶滅の危機

動植物は、自然界の中で関わり合って生きています。
それを想像のできない大きな数のデータで見るとピンときませんが、
自分の身近な動植物が既に絶滅の危機に瀕していると聞くと実感が湧きますよね。

私が驚いたのは、メダカが絶滅の危機に瀕しているということ。
そして、子どもの頃にはよく見かけていた
アメンボやミノムシも身近に全く見かけなくなりました。
子どもの頃は、公園に行けば手でよけなければならない程ミノムシがぶら下がっており、
雨が降った後の水たまりにもアメンボがいました。

私たちの気が付かない場所で、少しずつ絶滅している動植物がいるのです。

ミツバチのお話

私は蜂蜜を愛用しているので、世界でミツバチが減り続けている現実を知っています。
オーストラリアに住んでいた時に聞いた話なのですが、
アメリカではミツバチが減り続けており、
オーストラリアからミツバチを輸入していると聞いて驚きました。

オーストラリアでは良い品質の蜂蜜が安価で手に入ります。
それは、オーストラリアにはミツバチに多大な被害をもたらす
ミツバチヘギイタダニがおらず、
ミツバチの巣箱に害虫駆除剤を散布する必要がないので、
蜂蜜を加熱処理する必要がなく、非加熱の蜂蜜が手に入る為です。
蜂蜜は加熱すると酵素が壊れてしまうので、その栄養素の多くを失ってしまいます。

ミツバチは草花の受粉に多大な恩恵を与えており、
ミツバチが絶滅すると、多くの植物が絶滅するだけでなく、
植物が絶滅することにより、それを食べる動物にも影響が出てきます。

ミツバチが減る原因として、
病原体・ストレス・外注・農薬の4つの原因が考えられるそうですが、
それこそ、自分が買っている野菜や果物に農薬が使われている場合、
その農薬で死滅している昆虫や植物がいるということです。

何でも、ミツバチがいなくなると私たちの大好きなベリー系の果物
ナッツ、チョコレート、リンゴ、ナシ、カボチャ、タマネギ、キュウリ、キャベツ等、
身近なお野菜や果物などの収穫ができなくなるかもしれないそうです。

更にこのストレス時代に大活躍のコーヒーも、
その存在自体がなくなる、もしくは、とっても高くなる可能性があるそうです。

ミツバチがこの世からいなくなることは、
私たちの想像のできない生活の変化をもたらすんですね。

日常的にできること

日本では有機野菜やオーガニック製品がまだまだ少なく、あっても高いので、
日常の中で使っているものを全て有機に変えるのは難しいですよね。
私も、できる範囲で少しずつ自分の生活に取り入れられるよう心がけています。

しかし人によっては、
「有機野菜やオーガニック製品を使っている人は意識が高い。」
「そういう製品を使っている人はお金を持っている。」等と揶揄され、
我がパートナーのAでさえ、
「俺は有機だからって絶対に良いとは思えない。」
と私が有機製品を買い過ぎることにあまり好意的ではありません。

確かに、私は家族や自分の健康を考え、
地球の為に自分ができることを地道にやりたいと思っています。
でもお金が湯水のようにある訳ではありません。

また、有機と表記しているからと言って、
全てが良い製品でないことも知っています。
だからこそ、これからの活動を通して、
実際に作っている生産者を訪れたり、
製品を加工している工場に足を運んだり、
自分が利用している製品を取り扱う企業に実際に足を運び、
その生産の行程を見学したり、生産者の声を聞いたり、
その会社の考えや今後の展望を聞いてみたいと思っているのです。

私はそれを人に認めてもらいたいからやっている訳ではなく、
自分がやりたいからやろうと思っているのですが、
わざわざ人のモチベーションをそぐ言葉を言う必要はないと思うのです。

オープンミーティングでプレゼンをされた方の一人に、
滋賀県農政水産部農政課 課長の青田さんという女性がおり、
滋賀県が行なっている『魚のゆりかご水田プロジェクト』をご紹介されていました。

それまでは農薬を使ってお米を栽培していた農家の方々も、
プロジェクトに長らく関わっていく中で意識が変わり、
その栽培方法が減農薬になり、今は有機でされているというお話もありました。

そうして環境や関わる人が変わることで、人は簡単に変われるのです。
私はお話を聞いて、是非とも琵琶湖を訪れてみたいなと感じました。

今の生活で、例えばお米を有機栽培のものに変えるだけで、
その農家さんを応援することになります。
日本には水田を介して生きている動植物がたくさんいるので、
自分や家族の健康だけでなく、その生き物たちを生かしている、
環境を整えているんだ!と思ったら、嬉しくないですか?

いやいや、私は食べ物にお金をかけられないよという方は、
自分の周りにいる減農薬や無農薬を選んでいる人を見かけた時に、
「お金持ってるんですね~。」「意識高いですね~。」ではなく、
「私も最近勉強しました。〇〇さんは地球上の動植物に配慮してるんですね!」
とポジティブな応援メッセージを贈ってみませんか?

自分の状況によって実際の活動ができない場合であっても、
人は人にポジティブになれる言葉を伝えることができます。
私はそういう人が1人でも増えることにより、
地球や環境にとって良い作用は格段に増えると信じています。

まずは実生活で使うものを一つ有機に変えるところから。
それが難しい人は、
実際に活動している人に対しての応援メッセージから伝えてみましょう。

そういう地道な積み重ねが、環境を整え、地球の未来に繋がっていくのだと思います。

小梅

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小梅 koume

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト。 オーストラリアを中心に6年間の海外生活を送り、現在は東京を基盤にインバウンドメディアとインバウンド専門カスタマイズツアーを提供するJapan Travel K.K.で仕事をしています。 ブログを読んでいるあなたと共に人生を楽しみながら、#日常を輝かせるTipsを共有できるメディア創りを目指します。 人生禄を綴った「note」の記事はこちらから→ https://note.mu/mt_koume

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