【性を語る夜】を観て感じた”性”を語ることの大切さ

日常を輝かせるTips

2020年6月7日 更新日:

こんにちは。
カタリスト小梅です。

お天気も良く、のどかな日曜日です。
今日は5時半に目が覚めたので、
朝からいろいろな記事に目を通すことができました。
そこで書きたい意欲が出てきたので、
今日は最近よくぞやってくれました!と思った
【性を語る夜】を配信していた友達&動画の紹介と、
私の体験談を交えてご紹介したいと思います。

【性を語る夜】の動画を観て

これは興味深い。
そう思って見入った動画はなんと2時間にも渡る大作でした。(笑)

朝早く起きるので、ヨガをしたり朝ご飯を食べたりしながらゆっくり見ましたが、
性のことはもちろん、お母さん視点の性について、
セックスレスになる原因や解消法、
かなり勉強になった産後クライシスや女性の身体について等など、
本当に多岐に渡るテーマを女性2人がざっくばらんに話している動画です。

この動画を観て良かったのは、
男性も女性もその都度の心理状態や状況によって心と身体が移り変わり、
お互いに推測しながら行動を行なっていることが多い中で、
それをお互いにしっかりと理解し合う必要があるのだと実感できたこと。

おそらく長らく付き合った人や結婚した相手であっても、
その行動や言動の裏に隠れている真実を確かめていないカップルは多いと思います。

私としては結婚はしたものの結婚生活はまだ始まっておらず、
歴代の相方で同棲した期間は6か月が最長なので、
人の抱えているセックスレスに至る過程や、
パートナー間や夫婦間に横たわる性の問題点などはこれから起こるものなので、
これはしっかり話し合って予防せねばと思ったポイントでした。

そして確かに、日本で性について語られる機会がほぼないなと感じたのです。

成長過程で得られる知識

動画では日本でなぜ性について語られることがないのかについても触れられていました。
それを聞いていて自分で考えた原因として、
日本人のスキンシップの仕方や習慣、
父親や母親としての役割や立場に縛られている環境、
その事について日常的に語られたり、触れない世界である為に、
楽しめる幅が少ない為の弊害によるものなんだなーと感じたのでした。

私が覚えている性教育は、学校で生殖器の名前を覚えたり、
生理や生殖の過程を学ぶものでした。
そして家庭では、特に性について語られることはありませんでした。
今はネットを開けば簡単に手に入る情報も、
以前はなかなか身近になかったですからね。

一度母親と弟とお風呂に入っていた時に、
母親の膣からタンポンの紐が出ており、「これ何?」と聞いた私に母は、
『小梅が大人の女性になったら生えるよ。』と言われて、
「自分から紐が生える!?」と衝撃を覚えました。

自分が生理が始まり、タンポンの存在を知った時に初めて、
母親のその言葉の意味が分かったのでした。

結局私はタンポンは使わないので紐の生えない大人の女性になりましたが、
他の家庭を見て衝撃を覚えた経験もあります。

中学生の時に夏休みを利用して警察犬訓練所に泊まり込み生活をした時のこと。
そこには小学校低学年の女の子と幼稚園に通う男の子の子ども達がいました。

私は生理を授業で勉強して知っていましたが、
母からその事について特に話されたことがない中、
そこのお母さんは、まだ幼い娘と息子に血で真っ赤に染まったナプキンを見せて、
「これが生理と言うものだよ。」
と説明していたのを目撃した時の衝撃は忘れられません。

2人は自然の中でたくさんの犬たちと共に成長をしていたので、
その説明も無邪気に素直に受け止め、
いろいろな質問をしながらお母さんの説明を聞いていました。

私は自分のナプキンを見せながら説明はできないな。。と今でも思いますが、
子ども達が疑問をもった時に真摯に応えられる親にはなりたいなと思っています。

最近は、Sexをすることに後ろ向きの若者が増えているそうです。
これはやはり成長の過程で、局部を触ったり、
Sexをすることが良くないことや汚いことであると教えられ、
そうすることが恥ずかしいことと思い込んでいる人が多いからだと思います。

日本人の恥じらいとしてとても美しい面もあるので、
そこを全部大っぴらにするのはどうかと思いますし、
もちろん成長過程によって受け取ることのできる情報や真実に
段階を設けることは必要かもしれませんが、
私は子どもに「大人になったら女性は紐が生える」という教え方は
きっとしないと思います。(笑)

自分の身体を愛でることの大切さ、
人と人との体温同士の触れ合いは心地良いということ、
Sexはその意味とする人を理解した上で
楽しんで良いものであるということは自然に伝えていきたいです。

性について語る機会

私は20歳まで少年の様な風貌で、初恋が19歳と遅かったので、
Sexも兄が隠していたエロ本を発見して読んだ時ぐらいの知識しかありませんでした。

学生時代も特に自分がその経験をしていないので、
友達同士で語る機会もなく、アルバイト先でも特になし。
つまり、日常的にその情報に触れるきっかけは皆無でした。

初体験は20-21歳ぐらいの時にその時付き合っていた人とで、
それこそ何をしていいのかわからなかったので全てお任せ。(笑)

社会に出てからも、女性との普通の会話でそのことに触れられることはほぼありません。
どちらかと言ったら男性と話す時にその話が出てきて、
それを臆さずに返すところで重宝される時ぐらいです。

でも大抵男性と話す時にでてくる会話は、
男性のサイズの話であったり、何人としたか、外国人と日本人の違い、
やったことのあるシチュエーション等ざっくりとしたことなので、
女性としての行為そのものとか技術的なことではありませんし、
Sexのことはパートナーから直接学ぶしかありません。

ということで、私はあまり女性同士でその事について話したことがないのです。
だから今回の【性を語る夜】はとても新鮮でしたし、
私も全然参加できますと伝えたのでした。(笑)

話の中で勿体ないなと思ったのは、お互いにしたいと思っているのに、
言い出せなかったり、子どもの手前難しかったり、今更なんていう感情で、
それらを素直に表現できないというところです。

やっぱり日常的に触れ合いを増やしたり、コミュニケーションを取ることで、
誤解やセックスレスなんかも解決できる気がしています。

Sexの楽しみ方がわかる時

ある人から
『女性は12人の人とSexをすると男性のSexの傾向がわかるようになる。』
と言われたことがありますが、その数を経た今わかることは、
経験を積んだことによっての駆け引きの仕方や技術が向上すると共に、
相手がしたいことと自分がしたいことが分かるようになった結果、
相手の傾向が分かると感じています。

それは人の数をこなすことで学ぶこともありますし、
一人の人と深く広くしていくことで発見があることもあります。

それこそ、日本ではそのことそのものが語られる機会が少ない為、
自分で調べるか、自分を介した人とでしか学べないですよね。

私はとにかく受け身なので、自分からしたいと表現することはほぼないのですが、
身体を触れ合うことはすきなので、相方がそれに反応してなだれ込む事はあります。

歴代の相方にはシンプル&淡白な人もいれば、
様々な手法を試したり、毎日したがる人もおり、
それこそその違いを見ながら自分の性生活を楽しんでいました。

一度外国人の相方から、
『小梅は自分からしたいと言ってくれないね。
前に付き合ってた人の中には、
夜中に起こしてSexをしたいと言ってくる人もいたのに。』

と言われたことがあります。
その時の人はそれこそ毎日したがる人だったので、
どこに私からしたいと挟めば。。と困惑したものですが、
でもやっぱり自分もしたいのだと表現することは
パートナーにとっては嬉しいことなんだなとも気付けました。
夜中に寝ている人を起こしてまでしたいと主張するのは、
相手に何だか申し訳ないなというのが日本人の考えなんでしょうね。(笑)

でも最終的にSexを楽しめるようになったのは、
下手な人も上手な人も経験したこと、
どうしたらお互いに気持ち良くなるかをパートナーと話し合うこと、
Sexの仕方や場所に変化をつけること、
相手や自分のタイミングを見逃さないこと、
そういったことをできるようになってからでした。

大きなきっかけは、長らく友達だった男友達と付き合い始めて、
そのことは歴代の相方の話や性生活の話を既に共有していた為、
お互いのSexについても包み隠さずざっくばらんに話すことができたことです。
それまでどんな風にしたい等と事前に話してSexをしていなかった私が、
お互いにいろいろな新しいことに挑戦しようと話し合いながらSexができたのです。

ある日ビデオを見ながら研究していた時に「アダムタッチ」という手法を発見しました。
これはすごかった!
指や羽を使ってソフトに肌をなぞることで女性の感度を上げる手法ですが、
自分の性感帯が身体の至る所にあることを発見したり、
これを入れる前にすることで、入れた後の気持ち良さが半端なく上がるのです。
これはやってみて損はありません。
男友達にはこういう話になればいつもお勧めしています。(笑)

感じるポイントが胸や首すじやそれこそ局部しかないと思っている人が多い中で、
お互いの気持ち良いポイントを探してSexを楽しむことは、
お互いの満足度を高めることに繋がります。

私の友人にもSexは気持ち良いと思ったことがなくてやりたくないという人がいますが、
その人は人生で2人の男性としか経験がありません。
その経験でSexがあまり良いものとして受け取れず、
それそのものの良さを感じることができずに苦痛になるのはとても勿体ないことです。
人数が少ないからその良さが分からないのではありません。
良い経験がなくて、その良さを探求できなくなるから楽しくないのです。

Sexは人が関わり合って行なう行為なので、それぞれ理解して、努力しないとですね。

触れ合い上手は床上手

愛情表現を子どもの前で隠さない両親を持っている子どもは、
それこそ自然な触れ合いや愛情表現をしてくれます。

日本人が日常的なスキンシップが苦手なのは、
文化の中にそれらがあまりないことと、
そして周りの人への配慮や協調性、人の目線を気にする環境からきています。

さすがに私も人前でイチャイチャはできませんが、
前々から歳を重ねても相方と手を繋いでビーチなんかを歩きたいと思っていました。
日本人だからできない訳ではありませんが、
外国人はそれらを自然にできる割合が高いのです。

今までの経験からではありますが、
日常的に触れ合いが多かったり、エスコートが自然で上手い人は、
床上手であることが多いです。

それは触れられることの気持ち良さを知っていたり、
身体を愛でたり、触り方を知っているからだと思います。

私は趣味でマッサージをしますが、
マッサージをすることで筋肉の付き方や、
どこをどう触られたら気持ち良いのかが分かります。
相手から気持ち良いと言われると、嬉しくてまた上達します。
それこそプラスの連鎖が起こるのです。

相手を喜ばせられると、相手も自分を喜ばせようとしてくれます。
そういう感覚を、お互いに高め合えるといいですね。

結婚生活が墓場になるのか否か

日本の夫婦の半数以上がセックスレスに陥るというデータがある中、
私は生理の時を除いた週2回ぐらいはしたいです。

以前『セロトニン=幸せホルモン』のブログを書きましたが、
女性はエクスタシーを感じることで“β−エンドルフィン”
“オキシトシン”という多幸感をもたらす二種類のホルモンを分泌するんだそうです。

幸せホルモン“セロトニン”は恋をしても分泌されるそうですが、
この“β−エンドルフィン”と“オキシトシン”から得られる幸福度は、
”セロトニン”よりももっとずっと強いのだとか。

この二種類のホルモンが出ることにより、
脳や心の疲れを癒してストレスを緩和する効果が得られます。
そして心身をリラックス状態にさせる副交感神経を優位にさせる効果があります。
更には記憶力も向上させるそうですよ。

これはセクシャルセルフケアでも出るそうなので、
男性に限らず、女性も大いにやったら良いと思います。
エクササイズをする感覚ですればいいですよね。

これからの長い結婚生活を考えれば、
それこそマンネリ化したり、
子どもを授かることでしたくなくなることも出てくるでしょう。

それこそ動画で紹介されていた、不倫やら、
新しい人との触れ合いで解決することもあるとは語られていましたが、
外国人は日本人ほど”年齢を重ねているからSexをしない”という感覚は少ないので、
私はパートナーと新しいことに挑戦しながら、
試行錯誤しつつ長らく楽しんでいきたいと思っています。

今度の語る会には声をかけてもらえるように話しているので、
出演が決まったらまたご案内しますね。(笑)

Have a beautiful Sunday afternoon♪

小梅

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小梅 koume

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト。 オーストラリアを中心に6年間の海外生活を送り、現在は東京を基盤にインバウンドメディアとインバウンド専門カスタマイズツアーを提供するJapan Travel K.K.で仕事をしています。 ブログを読んでいるあなたと共に人生を楽しみながら、#日常を輝かせるTipsを共有できるメディア創りを目指します。 人生禄を綴った「note」の記事はこちらから→ https://note.mu/mt_koume

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