年末年始に起こったドラマ②人生で初めての入院

人生のドラマ

2020年3月26日 更新日:

年末年始に起こったドラマ-序章-はこちらから。

少なくとも移る結核ではないと分かった今、
自分の状態をみて、肺癌にはなっていない気がする。←根拠のない自信
だとしたら、可能性は移らない結核か、その他の感染症か。

気持ちとしてはだいぶ楽になったものの、
まだ人に何かを移す可能性があったので、外出する際は必ず常にマスクを着用し、
基本的に年末年始は自宅で過ごしながら相方一押しのスターウォーズ全作品を制覇。

その間Aは、時折気分転換にカフェに行ったり、走りに行ったり、
東京にいる友人と出かけたりしていたものの、
それ以外はほぼ私と自宅で過ごしてくれました。

12月に風邪をこじらせて咳が続いていたものの、
それが落ち着いた後は特に際立った症状もなく、
食欲もモリモリあるのでなんだか実感がわかないまま、
それでも大人しくしていないといけないのはなかなかのストレスでした。

でも東京に住みだしてから丸4年。
その間に整えた環境と自分の状態のおかげで、
上手にストレスを緩和しながら過ごすことができました。
なによりも、Aが近くにいてくれた事が本当に心強かった。

久しぶりに一緒に走ろうとAに誘われ、ランニングに出かけたものの、
やっぱり走ると左肺に違和感があり、痛みを感じて呼吸が苦しくなりました。
ふむ、やはり影があると運動に支障があるんだな。
これはウォーキングでも始めないとだなー。

1月12日の婚姻届け提出の為の準備を進めながら、
1月10日の内視鏡検査を今か今かと待っていました。
早く結果がわかってスッキリしたかったからです。

健康体で生まれ、大きな病気もなく成長してきた私は入院が初めて!
入院前に入院の手引きを病院からいただき、持って行くものなどをチェック。
よし、準備万端♪

念のためにこの日もタクシーで病院に向かい、受付で入院の手続きを済ませました。
そこから病室までご案内していただき、担当の看護婦さんに入院についての説明と、
検査までの手順やスケジュール等、詳しく丁寧に説明していただきました。

病室は個室で、とにかく快適!
ホテルのように病院の施設紹介やWi-fiの説明等もファイルに綴じてあります。

TVは有料ですが、何でも前の方が残してくれた分があるそうで見れるとのこと。
ラッキー♪結局見ませんでしたけど。(笑)

入り口にはクローゼットがあり、こちらのお部屋は独立洗面台もあり。
湯舟はなくシャワーではありますが、トイレとシャワーも完備!

部屋の窓も大きく、お庭の緑が見えました。良いお天気だなー。

お部屋の見学を終えて落ち着いた頃、
血圧や熱を測りに来た担当の看護婦さんが後程点滴の準備をしますとのこと。
誰でもそうでしょうが針は苦手。。刺される瞬間、患部は決してみません。(笑)

検査をしてくれる先生も病室に顔を出してくれ、
内視鏡検査について丁寧に説明してくれました。

検査を待っている間は病室で横になってリラックス。動画を観て過ごしました。
Aも入院時に病院に来れる予定でしたが、仕事で内視鏡検査後になるとのこと。
そうこうしている内に、迎えの方がそろそろ行きますよとお出迎え。

ここでは何とストレッチャー人生初体験!
TVや映画で見るあれです!!(笑)

通常、ストレッチャーに乗る時って大けがをしていたり、
動けないような状態だったりだと思うんですよ。
でも私は、帰りは麻酔で昏睡状態で戻ってくる為ストレッチャーを用意してくださり、
せっかくだから行きも元気な状態なのに乗ってくださいと乗せてくださったんです!
意識もハッキリしていて、横になりながら人に押されて移動するって不思議な体験です。
天井を眺めながら移動ってなかなかないですよね。(笑)

押してくださる女性は、ストレッチャーを押すプロの方で、
この仕事をし出してから腕の筋肉がムキムキになったと話していました。
一人で大人の男性を押したりすることもある訳ですからね。
病室から検査の行なわれるお部屋までストレッチャーで小旅行。
世の中にはいろいろな分野に秀でた人がいるんだな~と新たな世界を垣間見ました。

検査室には気心知れた先生と、サポートのスタッフの方が3名。
先生に『緊張していますか?』と聞かれましたが、
私は様々な修羅場をくぐり過ぎたからかあまり緊張をしなくなったので、
落ち着いて「大丈夫です。」と答えると、
サポートスタッフの1人の女性が『私が緊張しています。』と真剣な表情。
一生懸命な人だなーと感動し、笑顔で「緊張しなくて大丈夫ですよ。」と言うと、
その女性の顔からも笑顔がこぼれました。
メンバーの雰囲気も良く、てきぱきと作業をしていただいたので、
とてもリラックスした状態で内視鏡検査を受ける事ができました。

何でも、内視鏡検査は肺にカメラを通す為、
肺から出血を起こす可能性がゼロではありません。
肺の壁に近い程危険度は増すらしいですが、幸い私の位置は肺の内側でした。
緊急事態になった場合の連絡先を2人書く必要があり、
1人はAを、そして1人は姉の連絡先を書きました。
そこで初めて姉に状況を伝え、家族には心配をかけるから、
結果が分かってから伝えようと思うとみんなに秘密にすることをお願いしました。

気が付くと検査は終わっており、先生が「気分はいかがですか?」と一言。
私はぼんやりしながら「大丈夫です。」と答えました。
『検査の最中の事覚えていますか?』と聞かれ、
全く覚えていなかった私は「いいえ。」と答えましたが、
『小梅さん、受け答えしていましたよ。』と先生。
意識がなくても返答するものなんだ。いや、ただ忘れただけかな?(笑)

またストレッチャーで病室に移動し、病室のベットに移りますが、
まだ麻酔が抜けていない為、しっかりとサポートしていただきながら移動。

そこからはうつらうつらと寝たり起きたりを繰り返しながら一休み。
検査後の説明をAと一緒に受ける為に、Aの来院を待って先生が説明に来てくれました。
検査後は先生も看護婦さんもAも今までに見た事もないような医療用のマスクをつけています。
何でも、内視鏡検査で患部を採取したことにより、
菌が外に排出されやすくなるらしく、細心の注意を払っているとのこと。

検査は無事に終わり、出血もなく成功とのこと。
検査結果が出るまでに時間がかかるので、結果ができ次第お伝えしますと言われました。
私も無事に終わってホッと一息。姉にもその報告をしました。

Aは私の無事を確認して、私の夜ご飯につきあって帰宅。
その後は眠くなるまで映画を観て就寝。一度も起きる事なく朝を迎えました。

初めて食べた病院での夕食

朝は異常がなければ9時には退院できるという事だったので、
朝起きてシャワーを浴び、朝ご飯を食べて早々に帰宅準備。

病院での朝ご飯も完食!

最後に担当の看護婦さんが再度血圧と体温を測ってくださり、退院できますとのこと。
看護婦さんともお互いの話をして気心知れていたので、
しっかりと御礼を言ってお別れしました。

入院する前に保険会社に事前に確認を済ませ、
入院一時金が出る事は知っていましたが、
退院の際に保険金が出るまで一旦自分でお支払い。
うむ、やはり結構なお値段ですな。(笑)
でも、これだけ手厚くサポートしていただき、良い環境で滞在し、
無事に検査も終わったので御の字です。

昨年の8月に保険に入り直した際に、
アドバイスに従って入院一時金と通院に特化した保険に変えてて良かったー♪

こうして私の人生初入院はとっても快適に、
良い先生や看護婦さんに囲まれて無事に終えました。

さて、その検査結果やいかに。

③へ続く

小梅

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小梅 koume

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト。 オーストラリアを中心に6年間の海外生活を送り、現在は東京を基盤にインバウンドメディアとインバウンド専門カスタマイズツアーを提供するJapan Travel K.K.で仕事をしています。 ブログを読んでいるあなたと共に人生を楽しみながら、#日常を輝かせるTipsを共有できるメディア創りを目指します。 人生禄を綴った「note」の記事はこちらから→ https://note.mu/mt_koume

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