東京から群馬に移住します！

皆さん、こんばんは。
人と人、人とものごとを繋ぐカタリストの小梅です。

関東も梅雨明けし、本格的な夏がやってきましたね。
獅子座の季節が本格的にやってきましたが、
夏生まれの私ですがなぜか暑さに弱く、食欲が落ちて痩せる季節です。笑

さてさて私小梅はこの度、群馬県前橋市に家を買い、
東京から群馬に移住することが決定しました！

いきなりやな、おい！という方もいらっしゃると思いますが、
私は、離婚後の3年前から多拠点生活をしたいという考えを持ち、
その後2023年12月に『人生フルーツ』という映画に出逢い、
長らく培う関係を育めるパートナー探しと、
そのパートナーと住む家や地域を模索し続けていました。

自分自身が仕事で出張が多く、こういう生活がしたいというイメージはあるものの、
実際問題今のような働き方や動き方をしていたら無理だよなー。。
と思っていたところに今のパートナーとの出逢いがありました。
こういう家に住みたいよね、こういう生活がしたいよねが不思議と合わさった相方と、
それぞれの現状のすり合わせをしつつ、
昨年12月末から移住地として群馬を中心に探し始め、
たくさんの人に会い、話を聞き、様々な家や地域を観て回ってきました。
その間、相方は嫌な顔一つせず一緒にそれらに同行してくれ、
住む地域や家を私自身で決めることをサポートしてくれました。

実際問題、自分で住宅ローンを組み、家を買って住むこと等想像はしていませんでした。
私は元々、同じ場所に居続けることができず、家を持つことに否定的でした。
何かを思い立った時に家がある、家具がある、契約があるなんて重過ぎる。
そう思って生きてきていたからです。
私の理想は、引っ越すと決めたら3日で引っ越せる自分でい続けるという生活でした。
そんな私がこの決断に踏み切ることができたのは、
「まだやりたいことあるんでしょう？
やりたいことをやって、好きに生きたらいいじゃない。」
と言ってくれる今の相方が居てくれたからです。
この人とだったら、やりたいことを一緒に全部できると思えました。
その後思っていたことと違うことが続々と出てきていろいろとありましたが。笑
世の中そう簡単に思った通りにはなりませんが、
その人との未来がどうなるかにフォーカスできる私は、
それらも乗り越えてきました。

住む地域の探索や家探しをしていると、
自分自身が生活で何を大切にしているのかがわかります。
そういう感性が合わさっている人でなければ、
一緒にいよう、一緒に住もう、一緒に生活していこうはとても難しいことです。
でもそれが近しいと、家探しはとても楽しい作業でした。

20戸以上の家を観て回ったと思いますが、
ようやく観た時にすぐに自分たちの生活がイメージできる家に出逢いました。
でもその時に不動産屋さんに言われた
「近くにたい肥を保管する場所があり、風向きによりたい肥の臭いがするんです。。」
という説明に、一気にテンションダダ下がり。。笑
その日は全く臭いのしない日だったので、
雨の日、暑い日、曇りの日等など、
違う日にこの家を訪れて確認をすると共に、他の家を観て回る日々。
これならな～と思う家もあったものの、決定打となる物件には出逢えず、
やっぱりこの家だ！と心に決めて購入を決定しました。

縁側と畳のお部屋がある平屋の戸建て。
庭と畑がある。
キッチンはIHではなくガス。
お客様が泊まれる客間がある。
住宅街ではなく、家でSaxを練習できる環境。
お風呂は残念ながら小さめだけど近くに温泉がある。
家からは空と緑しかみえない。

他にもたくさん、この家を気に入った要素があります。
それぐらい、私と相方はお互いの考えを話し、
観て回り、熟考してこの家だと決断したのでした。

思えば2016年2月に帰国し、3月から東京での生活がスタートしました。
その間、1回の転職と9回の引っ越し、
結婚と離婚、様々な人との出逢いと別れがありました。
仕事やプライベートを通していろいろな地域を訪れ、
同僚にすら「今どこにいるんですか？」と言われるような生活をして早9年5か月。
記念すべき10回目の引っ越しが、群馬県前橋市への移住となるとは、
東京に住みだしたころの私は想像もつかなかったことです。

家族からは家を買って群馬に住むとなった際、
驚きの声と、本当に大丈夫なのかという心配の声が寄せられました。
何かを突っ込まれることは想定していたので、
それらを一つ一つ丁寧に答え、準備をしてきたことを伝えることで、
最終的には喜んでもらえました。
家族は私が幸せなのであれば、結局は応援してくれることを私は知っています。
だからこそ、自分自身でいつも道を決め、決断をしてこれました。
そういう人生は後悔をしないことも、多くの経験から私自身が実感しているのです。

東京に住みだした頃の私は、東京での生活は5年と思っていました。
その間にコネクションを創り、その後に住む場所を見つけるのだと考えていました。
そこから、元旦那のAとのお付き合い、結婚、結婚生活、離婚、
そして移住を決めてからの家探しの期間がそのまま東京生活の延長分となりました。

想い返せば、9年5か月とは思えない本当にたくさんのことがありました。
私の人生は良くも悪くも本当にドラマのようですが、
結局最後は人生の糧となり、ネタとなるので面白い人生です。笑

オーストラリアに行くまでの福岡での28年間が人生の第一ターム、
オーストラリア＆東京での生活が人生の第二ターム、
そして自分の家を持ち、群馬県前橋市での生活は人生の第三タームであると感じます。
今はただ、これからの新しい生活とそこで繋がる人たちとの関係を培うこと、
庭や畑で作物を育てたり、果樹を植えたりすること、
その環境で新たなプロジェクトを構築し、動かしていくこと、
家族や友達を招いて家で過ごす時間、
相方と培っていく家や庭の空間や共に過ごす時間等、
楽しみなことが盛りだくさんです♪

でも前回家具などを買う為に採寸に行った時に、
家の敷地の畑と庭の植物が異様に伸びており驚愕！
ほんの1週間ぐらいでこんなに植物って伸びるんだという感動もあり。

畑の土がふっかふかなので、これは良い土で策持ちが育ちそう♪と喜んでおりましたが、
梅雨の雨と夏の太陽でぐんぐん伸びた草花が、
引っ越しする日までにどれぐらい敷地を覆っているかはドキドキポイントです。。
引っ越してからは一旦ひたすら草刈りタイムとなりそうな予感。笑

家を買うことも、自分が管理をしなくてはならない戸建ての家で生活することも、
山の中腹に住むことも初めての経験なので、
やることも、勉強になることも多種多様ですし、
そんなことまで考えないといけないの！？と思うこともありますが、
新しい生活をすることも、新しい環境に飛び込むことも、
未知のことに挑戦することも、やっぱり楽しいが勝ってしまう私は
本当に母親譲りの天性の楽天的な性格だと感じます。
久しぶりに車を買い、車での生活になるのも楽しみの一つ♪

もちろん楽しいことばかりではなく、
大変なこともたくさんあると思いますが、
人生は体験なので、それらを楽しみながら生きていきたいと思います。

是非とも皆様、新居に遊びにきてくださいね♪

小梅