皆さん、こんばんは。
人と人、人とものごとを繋ぐカタリストの小梅です。
朝夕と昼間の気温差が大きくなってきましたね。
この時期の着る服の選択は要注意です!
晴れると木陰が本当に気持ち良いので、
最近は公園での日向ぼっこで癒されています。
さて、本日は先日受けた数々の検査から、
アレルギー検査と口腔内細菌検査の結果発表に引き続き、
スタンダード遺伝子検査の結果発表を行なっていきたいと思います!
遺伝子検査とは?
さて、遺伝子検査とはいったいどのような検査なのでしょうか?
私が行なったスタンダード遺伝子検査では、
「肥満」「肌質」「コロナウィルス感染感受性」「認知症」そして「女性薄毛」等、
大きく分けて5項目についての結果をいただきました。
高輪和合クリニックのサイト内説明によると、
遺伝子には、「生まれてから死ぬまで変わることのないDNA」と、
「環境によって左右されるRNA」の2種類があるとのこと。
そして、私が行なったスタンダード遺伝子検査は、
その前者のDNAによって判明する検査です。
DNAは唾液や口腔内の粘膜、爪等によって採取するそうなのですが、
検査日の体験記に書いた通り、私は自分の髪の毛を採取されました。
高輪和合クリニックの良いところは、検査結果を基に、
細かくカウンセリングを行なってくださるところです。
検査結果のカウンセリングは、今回は病院に行かずに文書を郵送していただき、
お電話にて行なっていただきました。
自分の遺伝子の検査結果に合わせたアドバイスを行なっていただけるので、
かなり勉強になりました!
それらの内容を、各項目ごとにご紹介したいと思います。
結果の数値は、1項目を除いて全て1-3でそのレベルが表されています。
また、結果が1になっているものは両親の両方からーを受け取ったもの。
2は両親それぞれから+とマイナスを受け取ったもの。
そして3は両親の両方から+を受け取った結果だということです。
肥満リスク判定
現在「肥満遺伝子」と呼ばれる代謝に関わる遺伝子が多数見つかっています。
遺伝的に太りやすい体質でも、100%肥満になるという訳ではなく、
環境による要因が大きく関わっているとのこと。
肥満体系の両親の子どもが太っているのは、
遺伝的な要素は低く、食習慣や運動習慣などの、
生活習慣によることが大きいとされています。
よって、肥満リスクに対する遺伝的傾向が解明されれば、
食生活や運動などの生活習慣を見直したり、
自分なりの対策を講じることが可能となる訳なんです♪
肥満に関する遺伝子は、下記の4つの結果が出ました。
ADRB3:1
日本人の1/3が持っているとされる
内臓脂肪の付きやすさが関連する遺伝子で、
別名「炭水化物太り遺伝子」とも呼ぶ遺伝子。
脂肪の分解や燃焼に関与している遺伝子で、
この遺伝子を持つと糖質をエネルギーに変換することができない為、
標準型と比べて基礎代謝が約200kcal少なく、
お腹周りに脂肪がつきやすくなります。
私は幸いにも、「炭水化物太り遺伝子」を持っていないようです!
その為、痩せたい場合は、
炭水化物を減らすというダイエット方法は向いていないとのことでした。
ADRB2:2
手足が細くて貧弱な体系が特徴の、
筋肉の付きやすさに関連する遺伝子で、
別名「筋肉不足遺伝子」とも呼ぶ遺伝子。
標準型に比べて50kcalから200kcalも基礎代謝が高く、
たんぱく質がすぐに代謝されてしまう為、
恒常的にたんぱく質を必要とするのだとか。
基本的に瘦せ型になりますが、加齢とともに筋肉が衰え、
いったん太ると痩せづらくなる特徴があるそう。
小食の傾向もあるので、3食しっかりと摂ることを心掛け、
食べる順番はたんぱく質を先に摂ってから野菜を摂る必要があります。
これは大きな発見でした!
私は一般的に言われている通り、野菜を最初に食べ、
その後にたんぱく質→炭水化物→脂質を摂るようにしていましたが、
私の遺伝子の性質上、
たんぱく質を最初に摂った方が良いということが分かったのです。
また、確かに上半身が痩せやすく、
筋肉が衰えやすいというのも思い当たるふしがあったので、
早速毎日の軽い筋トレを導入しました!
そして、たんぱく質の摂る量にも今後は気をつけたいと思います♪
UCP1:3
日本人の1/4が持っているとされる、
皮下脂肪の付きやすさに関連する遺伝子で、
別名「脂肪太り遺伝子」とも呼ぶ遺伝子。
標準型に比べて基礎代謝が50kcalから200kcal程低下する為、
脂肪を蓄えやすく皮下脂肪型肥満になる可能性が高い。
体系は下半身に脂肪がつきやすい洋ナシ形体系になりやすいのが特徴。
脂質の代謝が苦手なので、低脂肪食を心掛けて、
脂質は食事の最後に摂ることがポイント。
食べる順番は野菜から食べて、炭水化物、たんぱく質脂質の順です。
※私の場合はたんぱく質が一番!
私は内臓脂肪は燃えやすいそうですが、皮下脂肪が燃えにくい為、
下半身に脂肪がつきやすいとのこと。
これは学生時代から感じていたことです。。笑
皮下脂肪はお尻や太腿の皮膚のすぐ下にある脂肪で、
一度溜まると落ちにくいのが特徴で、
男性よりも女性につきやすい部分となります。
また私の体質として、食事療法に対する減量効果が鈍いことも特徴だとのこと。
つまり、一度溜まった皮下脂肪を燃やす為には、
食事療法と同時に、身体を動かして脂肪をエネルギーとして燃やす必要があるそうです。
FT01:1
エネルギー消費と自律神経のバランスに関わる遺伝子で
別名「肥満遺伝子」とも呼ぶ遺伝子。
こちらは結果通り持っていないとのこと!
痩せ型の遺伝子型が該当している代わりに、
60歳以上になるとたんぱく質の吸収が悪くなってしまう為、
筋肉量・骨密度・免疫力の低下をまねき、
骨粗しょう症や感染症の発症リスクを高めてしまう危険性があるとのこと。
脂肪は免疫と相関しているので、
痩せすぎないようにしっかりとたんぱく質を摂り、
年を重ねると共にバランスを取っていく必要がありますね。
これらの検査結果から分かったのは、
私の肥満リスクは中程度であるとのこと!
自分が実感していた部分が多くはありましたが、
一番大きかったのは自分の遺伝子の特性をわかった上での対策がわかったことです。
特に食事の順番は、たんぱく質→野菜→炭水化物→脂質の順とし、
自分が気をつけて摂るべき栄養素等、
身体の状態をみながらしっかりと調整していきたいと思います♪
肌質リスク判定
さて、お次は肌質に関する3つの遺伝子検査結果がでました。
MMP1:2
コラーゲンの分解を促す遺伝子で、
この遺伝子の数値が高いと、肌のハリや弾力性が低下し、
シワやたるみができやすくなります。
私は、シワがややできやすい2という結果に!
コラーゲンの分解が促進されやすい為、
シワがややできやすい体質で、
コラーゲンが不足すると肌の保湿力が弱まり、
乾燥肌になってしまいます。
以前は冬場によく皮膚が乾燥していたのを思い出しました。
また、MMP1は紫外線の照射により増加し、
コラーゲン減少の要因となり、
皮膚のシワの形成、弾力性の低下などに影響するとのこと。
確かに豪快に笑った後にできる笑いジワが気になるお年頃。
遺伝子的にもその要素が強いということであれば、
しっかりと紫外線対策を行ない、
コラーゲンを摂取する必要あるようです。
クリニックからのアドバイスでは、
コラーゲンの合成に役立つ3つの栄養素についても説明していただきました。
※3つの栄養素(ビタミンC・プロリン・リジン)
これらの栄養素は、下記の食材に多く含まれているとのこと!
ビタミンC→ピーマン・キャベツ・バナナ・ブロッコリー
プロリン→豚肉・高野豆腐・動物性ゼラチン質
リジン→大豆・鶏肉
お勧めの美容成分→コラーゲン・レチノール・プラセンタ
常日頃結構食べているものが含まれてはいますが、
しっかりと意識して食材を摂り、美容成分も要チェックです♪
ASIP:1
メラニンを合成する働きがある遺伝子で、
この遺伝子を持つ人は、シミやソバカスができやすい傾向となります。
私は、メラニンの合成が高まりにくい為、
シミやソバカスができにくい体質だそうです♪
そうとは言っても油断は禁物!
ビタミンCで体内のメラニンの増加を抑え、
ビタミンEで肌の再生を促すと更に良いとのこと。
お勧め食材は下記となります!
ビタミンC→ピーマン・キャベツ・バナナ・ブロッコリー
ビタミンE→唐辛子・アーモンド・抹茶・ごま
お勧めの美容成分→ビタミンC誘導体
これらの食材も定期的に摂っているものだったので、
しっかりこれからもお肌に良いことをしていきたいですね♪
SPINK5:3
皮膚のバリア機能に関係する遺伝子で、
この遺伝子がある人は、アトピー性皮膚炎の発症リスクが高くなります。
私は肌のバリア機能が弱く、NMF(天然保湿因子)の元になる
フィラグリンが作られにくいとのこと。
その為、アレルギーを起こす物質・アレルゲンが皮膚から入り込みやすく、
肌荒れや炎症を起こしやすくなってしまいます。
NMFの約半分はアミノ酸でできており、
NMFは角質層の中で水分を含み、保持する働きがあるので、
肌の潤いのもとになるアミノ酸をしっかりと摂取する必要があるとのこと。
アミノ酸→たまご・鶏肉・鮭
お勧めの美容成分→ヒアルロン酸・プラセンタ・リピジュア
この結果からピンときたのは、日光アレルギーのこと。
今まで日光によるアレルギー反応で腕に水泡ができていたと思っていましたが、
おそらく、自分の肌のバリア機能が低い中で、
日光の紫外線による強い刺激や、その際に触れた化学物質等が原因となり、
腕に水泡ができていたと考えられます。
確かに日光アレルギーだったら、
腕や指以外にも水泡ができていないとおかしいですもんね。
いや~、何だかスッキリした!
これからは肌のバリア機能にもフォーカスし、
しっかりとアミノ酸を摂りつつ、
お肌のケアをしていきたいと思います♪
新型コロナ感染感受性判定
ここでは、3つの感染感受性に関連する遺伝子を調べ、
間接的に新型コロナウィルスに罹りやすいかどうかを判定しています。
AHSG/MBL2/CCL2:全て2
私の新型コロナウィルスへの感染リスクと重症化リスクは
標準的なタイプで、7段階中4です。
微妙。。笑
対策としては免疫力を上げる為にビタミンDを摂ることだとのこと。
ビタミンDは日光浴をすることにより体内で生成されますし、
キノコにも多く含まれていることはご存じの方も多いかと思います。
私はキノコが大好きでほぼ毎日食べていますし、
日光浴も気をつけて行なっているので問題ないでしょう♪
また、緑茶に含まれているカテキンや、
紅茶に含まれているポリフェノールの一種であるテアフラビンは、
新型コロナウィルスのメインプロテアーゼを阻害する働きがあるとのこと。
私は緑茶も好きですし、毎朝紅茶を飲んでいるのでこれも効きそうですね♪
認知症リスク判定
昨今、認知症の患者は急増しており、
現在日本国内では何と500万人以上の認知症患者がいるとのこと。
更には2025年までには患者数は700万人を超え、
65歳以上の5人に1人が認知症になるとも試算されているそうです。
現状は認知症に関しての抜本的な治療法は確立されておらず、
予防やリスク管理が重要とされているとのこと。
その為に、認知症の兆候をいち早くとらえて、
予防をすることが非常に大切なんですね!
APOE:(1-6の6段階評価で)3
認知症の発症リスクに関連する遺伝子で、
私の場合は、6段階中3なので、
そのリスクは標準的なタイプだとのこと。
SORL1:3
認知症の発症リスク(発症防御)に関連する遺伝子で、
なんと私は認知症発症防御の因子を持っていないタイプだとのこと!
防御因子が少ないのですから、
しっかりと予防していかないといけないですね。
BIN1:1
認知症の発症リスクに関連する遺伝子で、
この結果から、私は認知症の発症リスクが一般的だとのこと。
認知症のリスク因子には、
糖尿病や脳血管障害等の生活習慣から引き起こされる病気との関連が強いそうです。
よって、それらの予防は、間接的に認知症予防となります。
私の場合は、認知症に関してはかなり一般的な結果なので、
しっかりと生活習慣病を予防しておけば問題ないかなーといったところですね♪
食事で気をつけるポイントは、青魚やウナギ、マグロのトロや真鯛を摂ること。
何でも、アメリカのタフツ大学が行なった調査によれば、
魚を週2回食べている人は、
月に1回しか食べない人に比べて、
アルツハイマー病の発症は約41%も減少するそうです。
最近気をつけてお魚を食べる機会を増やしていたところだったので、
更に認知症予防方法としても良い情報を得ることができました♪
他にもバランスの良い食事に必要不可欠な野菜や果物は必須!
ビタミンCは赤ピーマンや柿、ビタミンEはホウレン草やかぼちゃ、
ポリフェノールはブドウ、βカロテンは緑黄色野菜、
リコピンはトマトが代表的な食材だとのことなので、
これらのものをバランスよく摂り入れましょう♪
また、大豆に含まれているレシチンは、
神経伝達物質に関係がある成分だと言われており、
これが不足すると記憶力の低下を引き起こすと言われているとのこと。
納豆や豆乳、豆腐など、大豆も日常的に摂ると良いですね。
他にも、週3日以上の有酸素運動を行なう、
人とよくお付き合いをすることで対人接触を行なう、
文章を書く・読む、博物館に行く等の知的行動習慣を高める、
30分未満の昼寝や、起床後2時間以内に太陽光を浴びる等の睡眠週間等も効果的だとのこと。
これらのことは、現在の日常生活でほぼ行なえているので◎!
無理せずマイペースに続けていきたいです。
女性薄毛リスク判定
女性薄毛に関する遺伝子は2項目あり、
なんと驚きの結果に!
CYP19A/ESR2:全て3
女性型脱毛症のリスクに関連する遺伝子で、
何と私の薄毛リスクは高レベル!
なんでも、生え際や後頭部が薄くなる男性型脱毛症と異なり、
女性の場合は髪の毛1本1本が細くなることで、
髪の毛全体のボリュームが少なく見えるようになるとのこと。
これはびまん性脱毛症と言われており、
40代から発症することがあるとのこと。
更には、分娩後脱毛や円形脱毛症にも注意!
髪が太くてしっかりしており、
毛量が多くて毎回ヘアサロンですかないと大変なことになるのに、
これから薄毛になるのでしょうか。。
先生に話を聞いてみると、この遺伝子を持つ人は、
全ての人が薄毛になる訳ではなく、
白髪になるタイプの方もいるとのこと。
私はそっちの方なのかな?
何はともあれ対策は必須!
薄毛の人は頭皮の脂分が出やすくなっているので、
育毛効果を謳ったシャンプーは洗浄力を高める成分を配合しており、
脂汚れを落としやすくしているそうなので、
こういったものを導入しても良いとのこと。
薄くなりだしたら要検討!笑
更に髪の主成分であるという
「ケラチン」というたんぱく質を摂ることも重要で、
「ミネラル」がケラチンの合成を促進するとのこと。
そこで、たんぱく質を多く含む肉類、
魚や大豆製品、ミネラルを多く含む海藻などを積極的に摂ると良いとのこと。
ここらの食事バランスに関しては問題なさそうですね♪
そして、ストレス発散を行なうことも重要!
私は長年をかけて、自分の日常的なストレスを減らす仕組み創りや、
ストレスを受けても日常の簡単なことで発散できる方法や、
睡眠と整えることもしっかりとやってきたので、
ここら辺も問題なさそうです♪
薄毛についてはあまり心配せず、
今行なっていることをしっかりと継続し、
気になってきたら新たな助っ人を導入したいと思います!
まとめ
ここ数カ月で行なってきたいろいろな検査で、
自分の身体について様々な発見がありました!
健康や生活習慣を整えることについては関心が高い為、
自分の中で地道に行なってきたことで既に気づいていたことはありましたが、
自分の本来持っている遺伝子による特徴を知ることで、
更に具体的な対策が行なえると感じました。
ある健康関連の仕事をしている友人が、
「遺伝子検査は全ての人が行なった方が良い。」
と話していましたが、
自分の遺伝子の特徴を知ることで、
生活習慣をどのように整えるかを効率的に知ることができるので、
私もその方の意見に大賛成です。
いくら生活習慣を整えていたとしても、
自分の遺伝子や体質に合わないことをしていた場合、
効果が薄くなってしまうどころか、
的外れになってしまうことさえあるんですからね。
これらの検査や結果を受けることにより、
更に自分の身体やその特徴をすることができ、
今後の食事や運動、生活習慣改善に役立つと感じています。
ブログをご覧の皆さんにも、是非とも挑戦してもらえたらと思います!
今まで、多くの健康法や食事法を学び、
自分の取り入れられるものだけを続けてきていましたが、
ちょっと考えただけでもかなりの量になってきたので、
次のブログでは日常的に行なっている習慣をまとめてみたいと思います!
こうご期待♪
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