皆さん、こんばんは。
人と人、人とものごとを繋ぐカタリストの小梅です。
2020年の最後の月、12月に入りましたね。
9月から11月にかけてプロジェクトが立て込んでおり、
良い具合で忙しい毎日を過ごしていましたが、
それらのピークもおさまり、仕上げ作業に入っています。
12月はそれらの〆をしっかりと行ない、
来年に向けた計画とその準備を進めていきたいです。
さて、本日は、最近観て感動したNetflixの映画をご紹介したいと思います!
種属の違う人間とタコとの絆
予告編を観た時から、絶対に観ようと決めていたその映画の名前は、
人生の壁にぶち当たり、自分の原点となる海に入ることを決めた映像作家のグレイグは、
その南アフリカの海であるタコと出逢います。
彼女の知性とその生き様にほれ込んだグレイグは、
なんと毎日海に入り、彼女に会いに行くことを決めます。
仕事に行き詰まり、カメラを見ることも触れることもしたくないと考えていたのに、
海に入り、自然を感じる中で、実生活で失った自分を取り戻していくグレイグは、
自分が本当に好きで映像を撮っていることに気付き、また撮影を始めます。
彼のすごいところは、酸素ボンベも背負わず、
身体をウェットスーツで覆わず、生身の身体で海に入り、素潜りをすること。
最初は怖がって巣穴から出てこなかったタコも、
26日を超える辺りから心を許し始めます。
彼女が巣穴から手を伸ばして
グレイグと触れ合うファーストコンタクトシーンはとても感動的です。
その後、彼女は巣穴から出て彼女の生活をグレイグに見せるようになります。
弱肉強食の世界
自然界は弱肉強食の世界で、
日常的に生きるか死ぬかが隣り合わせの生活です。
その中で、彼女はタコの能力を最大限に発揮し、
逞しく生きていくのです。
その姿に感動したグレイグは、彼女への想い入れを募らせていきます。
野生の生物と人間との絆が育つその過程は、感動そのものです。
私はタコに関してあまり興味を持ったことがありませんでした。
寿命が1年と知ったのも初めてなぐらいです。
グレイグが毎日彼女のところへ通い詰める中、
彼女は傷を負って死にかけたり、出産を経たりしながら、
そのドラマの一部始終をグレイグに見せていきます。
私がもし彼だったら、もっと助けようとしてしまったかもしれませんが、
グレイグはその強い想いを押さえ、
自然界で生きるもの達のを尊重しながら撮影を続けます。
そして、最後のその時を迎えるのです。
それらの全てを見届けた私も、涙が止まりませんでした。
この映画を観て思ったこと
私がこの映画を観て思ったのは、
このような一つの生命がうみだすドラマが
地球上の至る所で起こっているのだろうなということです。
一つ一つの生命は、産まれ、育ち、繋ぎ、死んでいきます。
特別なことをするのでもなく、ただその生命を輝かせ、生きているのです。
そのことを目の当たりにしたグレイグは、
家族や、人生や、仕事への向き合い方が変わり、
その生き方や生活にも変化がうまれます。
シンプルにその様子を見て、
やっぱり自然にはたくさんの気付きや学びが組み込まれていると感じました。
それを受け取れるかどうかは、その向き合い方なのではないかと思います。
グレイグも、ただただ自然と繋がり、
毎日彼女を追い続けるというシンプルな向き合い方をしたので、
それらを受け取れたのではないかと思うんです。
私もそれらを自然と受け取れる状態を、
いつでもつくっておきたいなと感じたのでした。
そして、特別なことをしなくても、ひたむきに生きる姿は人の心を打ち、
周りに影響を与えるのだということも受け取りました。
皆さんも南アフリカの美しい海の森と、
種属を超えた絆、そしてその生命の物語を是非ともご覧ください。
そしてご感想をお寄せいただいたら嬉しいです。
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