不妊検査途中経過とその結果

39歳からの妊活日記 体験記

2021年8月17日 更新日:

皆さん、こんばんは。
台風が過ぎると梅雨のような雨が降り続く毎日ですがいかがお過ごしですか?
人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト小梅です。

ここ数日信じられないぐらい涼しくて、時折肌寒いぐらいですが、
明日からは夏日が続いていくようなので、
体調管理にはご注意ください!

さて、先日お誕生日前に不妊検査を行なうというブログを書きましたが、
現状2回に分けての検査と、その検査結果を受け取りました。

本日はその模様をご紹介したいと思います♪

不妊検査1回目

不妊検査診療初診の日。
病院で初診の手続きを済ませ、まずは先生の問診からスタート。

担当となる先生は男性で、その日は助手のような女性の先生が後ろに控えていました。
この時ちょいと嫌な予感が。。
待っている間に書いた問診票を基に、先生から様々な質問をされ、
先生は資料を使いながら丁寧に検査や治療の流れ等について説明してくれました。

不妊という状態は、自然な性交が行なわれているのに、
1年以上妊娠がない状態を言うとのことで、
私たちの場合は去年の6月からなので、晴れて1年以上。
よって検査等を行ないつつ原因を究明をしていこうということになりました。

何でも、ザックリ不妊の原因は男性によるもの25%、
女性によるもの25%、その他25%、検査しても不明が25%に分類され、
全ての検査を済ませても不妊の原因が明らかにできないこともあるのだとか。
しかもその不明になる確率は、年齢を重ねれば重ねる程高くなるとのこと。

検査してもわからない?
正に人体の神秘ってことですね。

そしていよいよ最初に行なわれたのが、私が大の苦手としている”内診”
(こちらのブログにどんなことをされるのかがご紹介してあります!)
男性には想像し難い検査かもしれませんが、
私の年齢の女性は何度か体験したこともあるからおわかりのはず。

そうです。
あの台の上に乗せられ、両足を固定され、
台が上がるのと同時にパカッと足を開かれ、
局部を他人にさらすという超絶恥ずかしい検査です。

担当となる男性の先生、そして助手?の女性の先生、
そして婦人科の検診は男性医師と2人だけになることはなく、
お互いの身を守る為、必ず女性の看護師が付き添います。
そうです、その日は計3人に私の局部をさらすことに!
もちろん、平静は装っていますが、
私の心はそれはそれは恥ずかしさでいっぱいなのです。

そして、先ほどの嫌な予感は的中。
担当の先生の後ろに付き添っていた女性はおそらく研修医か何かで、
その先生が私の局部に器具を挿入する練習をする為の実験台となりました。

誰でも最初は下手なのはわかります。
でも局部に金属を入れられて
その中を開かれて覗かれる辛さは男性にはわからないでしょう。。
しかもやっぱり下手なので、
金属が膣の内部をガリっとひっかく痛さは何とも形容しがたいものです。泣
あまり上手く挿入できず、私が痛がっているのがわかった担当の先生は、
研修医の先生と変わり、無事に内診が終わりました。

そして器具の次は膣に指を入れ、お腹を抑えながらの内診。
これもやはり喜んで受け入れられる検査ではなく、
無言で耐えるしかありません。
指を抜かれる時のホッとすることと言ったら!

膣・子宮ともに異常なし!

ホッとしたのもつかの間、今度は続けて超音波検診に移ります。
今度は、膣に棒(←機器)を突っ込まれ、左右の卵巣の状態を診るのです。
先生は、
「前回の排卵は、右側の卵巣から行なわれたようですね。
壁が厚くなっているので。」とのこと。

先生との会話では普通のトーンで受け答えをし、
「なるほど、そういうところをチェックしている訳ね。」と納得するも、
棒を突っ込まれて右に左にと中で動かされ、
その度におえっっとなるので、その不快感に耐える私。

こちらの検査でも卵巣異常なし!

あ~、やっと苦手な内診終了。。←結構打ちひしがれる。
この後、カーテンの裏でもそもそと脱いでいた下着をつけて、
局部をさらした人たちの前で、
普通の顔をしてその検査結果を聞かなくてはなりません。
↑普通のフリして話すが、超絶恥ずかしい。

続けて血液検査に移ります。
7月はアレルギー検査を受けており、既に試験管3本分の血液を採血済み。
こちらでは更に試験管2本分の血液を採血されました。

この日の血液で確認した項目は、

◇生化学的(ホルモン)検査
◇免疫学的検査
◇抗体検査

◇感染症検査(エイズ・梅毒・クラミジア等の性病)

今後不妊検査や不妊治療を行なっていく上で、
私が感染症だったら病院側にもご迷惑をかけることになるので、
感染症検査は必須で受けなくてはならないとのこと。
これには納得です。

その次の診療では、これらの検査結果を踏まえた上で、
生理後の状態を診る為の新たな検査が待ち受けていると聞かされ、
この日の検査は終了!
お会計の合計は、20,078円となりました。

更に、次の診察で相方A精液検査を行なうとのことで、
精液を入れるカップを手渡されました。
精液検査では、
精子の数・運動性・移動軌跡・不動精子の判別等の確認が行われます。

家に帰って検査の内容と次の検査の内容をAに共有し、
Aも快く精液検査に協力してくれることになりました。

不妊検査2回目

その日はAの精液をカップに入れてタオルに包み、
診察時間を待って病院へ。
Aに『Ruuuuuuuun!!!(走れ~!)』と冗談を言われながら自宅を出発。笑

何でも、精液は体外では2時間ぐらいしかモタないので、
精液が元気なうちに検査に出す必要があり、
最初に精液を検査のカウンターに提出してから、続いて自分の診察へ。

今回はすぐに例の台に向かい、再度超音波検診
これ毎回なのかな~。。←本当にいや
今日は研修医の先生はおらず、スムーズに検査は進みました。

膣に棒を突っ込まれ、前回と同様左右の卵巣をチェック。
1回目と2回目の診察の間に生理がきて終わっていたのですが、
今回も右側に大きくなっている卵胞が見えるとのこと。
この状態だと、すぐに排卵するか、
実はこの大きさは前回のものが残っていてそれがなくなり、
反対側から排卵するのかという状態らしく、
現状ではわからないとのこと。

内診の後は、1回目の検査の結果発表と、今後の検査の説明でした。

検査結果は、
ホルモン値異常なし!
抗体値異常なし!
感染症結果、感染なし!

ホルモンは、LH・FSH・H2・プロゲステロン・FT4の5つを調べ、
全ての数値は基準値内。
つまり、ホルモンは正常に働いており、
排卵等を阻害したりしていないとのこと。

自己抗体検査では、抗サイログロブリン抗体と
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体をチェックされ、
どちらも問題なし!

また、特に性感染症の感染もなく一安心。
クラミジアに関しては、感染して治った場合に出るという値もなく、
過去に罹った経験もないことがわかりました。
歴代の相方よ、ありがとう!

現状私の状態としては何の問題もなく、
次の検査内容について説明されました。
一つ目の検査は、AMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)。
そして次にお勧めされたのは、子宮卵管造営検査です。

AMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)とは、
女性が生まれながらに持っている卵子の基となる原子卵胞の数を調べる検査です。
女性は生理が始まると、この原子卵胞が活発化→発育→排卵を繰り返すのですが、
この原子卵胞は排卵によって減ると共に、
多くのものは身体に吸収されて無くなっていきます。
その身体に吸収される数が人によって異なるということなのです。

AMHはこの発育過程に分泌されるホルモンで、
血中のAMH値と小さな卵胞の数は相関すると考えられており、
このAMH検査を行なうことで、
卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを表す目安となります。

この検査は血液検査で行なう為、新たに試験管2本分の血液を採血。
8月には健康診断で試験管3本分の血液を採血していた為、
またこの月も試験管5本分の採血を行なった上に、更に生理でも出血。
どんだけ出血大サービスやねんと一人突っ込みもしましたが、
それだけ自分の体内の血液を入れ替えられたということですね。笑

子宮卵管造影検査とは、その名の通り、
子宮の入り口を風船で膨らませて管を挿入し、
その管から子宮内に粘性度の高い造影剤を入れて、
子宮の形態と卵管のつまりや形状、そして骨盤内癒着を観察する検査です。
その説明を聞いた時に、私は「おえ~。。」となりました。

一先ずその検査について自分でも調べたかったので、
その日にその検査を受けるかどうかの返事は行なわず帰宅することに。
その日の診療費合計は15,210円でした。

そしてインターネットで子宮卵管造影検査のやり方を検索してみたのですが、
以前は体内に管を突っ込まれて子宮の入り口を開け、
その管を入り口に固定していたのでかなり痛い検査だったとのこと。
今では風船を使うのでそこは緩和されたものの、それでも痛いのだとか。。
更に造影剤を子宮→卵管に通す上に、
その造影剤が腹腔にまで広がるとのことなのです。。
その後、卵管内にその造影剤が貯留していなかはチェックするとのことですが、
異物を入れられ、それが体内に残ることを考えると、
そんな検査はしたくない!と本能が否定したので、
この検査は今のところお断りすることに。

どちらにしても、今のところ膣や子宮には問題なく、
ホルモンや抗体、免疫も正常に働いているわけですから、
Aの精液検査結果で問題がなければ、
私の原子卵胞の残り具合と照らし合わせて
その後の治療プランを立てれば良いはずです。

先生も、「時間に余裕があるようでしたら数カ月はタイミング法を試し、
それで妊娠しなければ、精子を洗浄&濃縮し、
それをカテーテルで子宮に注入して妊娠率が2倍になる子宮内精子注入法
それでダメなら体外受精という流れになります。」
とのことだったので、私にとってもそれで問題ありませんでした。

AMH検査でもし自分の原子卵胞が少なければ、
卵にあまり猶予がないので子宮内精子注入法で何度か試し、
それでダメなら体外受精という選択になってくる訳です。

ということは、もう検査をする必要はない!
というか、もう検査はたくさんです。笑←7月と8月でやり過ぎた

検査を受けて感じたのは、
各箇所の検査結果から一つ一つ不妊の原因を推察はできるものの、
検査をしたところで検査結果が問題なければ
妊娠をしない理由は明確にはわからないということです。
もちろん、問題がわかればそれを治療したり、
それらの値を改善することだってできますけどね。

でもそれらの値に問題がない場合は、
無駄に嫌な検査を続ける必要はなく、
自分の食生活や生活習慣を更に見直し、
できる限り自分が心身共に元気になれるよう自然に入り、
自然に任せるのが一番!というのが私の結論です。

次の診察の際に出てくる結果で私の原子卵胞の残りも推察でき、
更にAの精液の状態もわかる訳ですから、
明確に今後のプランも立てられるってものです♪

そして病院に通って思ったのですが、
何はともあれ不妊治療って言葉が良くないですね。
病院の診察室にも、そこかしこに不妊不妊の文字。
これで意識が”不妊”に形状記憶されそうです。
生命を授かるイメージを持てるもっと楽しい名前にすれば、
そこに通う人の気持ちももっと明るくなるってものです。笑

コロナ禍の中で家に居る時間が増えて授かった人もいれば、
コロナ禍であることで大事をとって妊娠を避けたカップルもおり、
総合的にみると出生率は例年より下がっているそうです。

妊娠した後も、出産の際にも、出産後までもコロナの影響があり、
妊婦からお母さんになるまでの生活の中でも様々な制限が課せられ、
普通の感覚以上にストレスを受けることにはなるとのデータが出ているようですが、
そのタイミングで授かったり産むことになるのも何かの縁。
受け入れて対応し、順応していくだけだなーと思う今日この頃です。

今現在妊活されている方、妊娠されている方、
そして育児をされている方、とても大変な想いをされていると思います。
ここにもそれに立ち向かおうとしている者がおりますので、
一緒に乗り越えましょう♪

さてさて、次回の検査結果はどうなることやら。

小梅

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小梅 koume

人と人、人とものごとを繋ぐカタリスト。 オーストラリアを中心に6年間の海外生活を送り、現在は東京を基盤にインバウンドメディアとインバウンド専門カスタマイズツアーを提供するJapan Travel K.K.で仕事をしています。 ブログを読んでいるあなたと共に人生を楽しみながら、#日常を輝かせるTipsを共有できるメディア創りを目指します。 人生禄を綴った「note」の記事はこちらから→ https://note.mu/mt_koume

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